歯の除菌

歯の除菌と言ってもあまりイメージがわかないと思います。歯を毎日丁寧に磨いていても、それは除菌ではないでしょう。

さて、歯を失う原因の1位、2位を占めているのは歯周病とむし歯です。

これらはいずれも悪玉の細菌感染が原因とされています。

 

歯についてしまったプラークの中に潜む悪玉菌は日々の歯磨きで物理的に取り除くことはできると思います。しかし予防につながるくらいまで大きく減らすのはあまりかんたんではないように感じます。そこで殺菌剤を使って悪玉菌数をへらすことができる口腔内除菌法が21世紀初頭に開発されました。開発者は悪玉菌を殺そうとして殺菌剤を口に含むと、有意義な常在菌まで死滅させてしまうことに頭を悩ませていました。開発者が注目したのは、悪玉菌は歯の表面にたくさんいるということです。そこにだけ攻撃をすることができれば、その他大勢の常在菌へのダメージを抑えて効率的な除菌ができるのではないかと考え多様です。

この、口腔内除菌法は一人ひとりの歯の状態に合わせてシリコーンのマウスピースのようなトレーを作成し、内側に殺菌剤を塗り数分装着していれば、歯の表面だけでなく、歯と歯ぐきの聞のすき間にも殺菌剤が浸透していくようです。こうすることにより、歯の表面や隙間に多くひろんで居る悪玉菌を丁寧に排除することが可能だとされています。これを朝晩の2回繰り返すことで歯の周囲の細菌環境は大きく改善できるように思えます。研究が進みこの治療は国内各地の大きな病院で受信できるようになりました。

一方でこの治療は費用面で大きな問題を抱えています。保険が適用されないばかりでなく、歯のトレーは数年に一度交換しなくてはならないため、これにもかなりの費用がかかってしまうようです。保険が適用されることを祈ります。

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